やまねしの育児系メモ

ひとりめ不妊治療→妊娠出産→育児→繋留流産×2→不育症発覚→妊娠出産→育児

繋留流産の記録⑨ 手術当日

手術は月曜日。

前日23時からの絶食で、翌朝10時に病院へ。

今日まで強いお腹の痛みも出血もなく過ごせたことを、お腹の赤ちゃんに感謝しつつ病院へ向かう。あまりにも長いお別れ期間だったので、心の準備は整っている感じ。

受付をして内診待ち。30分ほど待って内診室へ。胎芽はなんだかぼんやりとしか見えなかったが、胎嚢はまだしっかり丸いままだった。「状態は変わらないので手術になります。」「はい。」と冷静に答えることができた。

そのまま前処置をされたのだが、子宮口の消毒⇒そのあと子宮口を広げる噂のラミナリア…の処置はされた…と思う、少し痛いですよーと言われたので。でもなんとなくもや〜っとした痛みがあっただけだった。

そのあと、婦人科病棟から産科病棟の休憩室へ移動して、点滴のルート確保して1時間くらい横になっていた。点滴をするのは人生で2回目。1回目は出産の時だったので記憶がほぼ無いけど、今回の手術で点滴が一番痛かった。

横になっていると、産科の病棟なので新生児室からほやほやの赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。娘もこんなだったような…赤ちゃんかわいいな、としんみり。12時を回った頃にナースコール(PHS)にて婦人科へ呼ばれる。点滴が痛いし、点滴セットをゴロゴロするのが地味に辛い。

内診室では看護師さんがテキパキと準備を…というとこで「ここで処置するのか!」と気づく。てっきりオペ室みたいなところかと思っていた。その間に酸素マスクを付けられて、点滴が生理食塩水から他の何かに変えられた。(少し痛くて冷たくなりますと言われた。)

冷たいのが入ってくるなぁと思ったところで、「眠くなりますよ〜。」と言われて、酸素マスクが少し苦…と思ったとこで、頭がくらーっとして、

 

(この間何も記憶なし)

 

「終わりましたよ。」と言われて、内診台から車椅子に移動。何度も「目を開けて下さ〜い。」と言われたが、眠くて眠くて。車椅子でも寝てた。先ほどの部屋に連れて帰ってもらい、横になるとふいにお腹が痛くなってきた、生理2日目よりもう少し痛い感じ。「お腹が痛いです。」と看護師さんに伝えると、座薬を入れてくれた。

その後、また意識がない。1時間ほど熟睡して目が覚めたがまだうとうとしてると、赤ちゃんの泣き声がするたび「泣いてる!」と自分の産後時代に戻ったように、ハッと目がさめるから不思議。つい前月まで夜間授乳もしてたし、まだ泣き声スイッチが完全オフになってないのかも。

夫、実母と会社の上司に手術終わったとメールした頃に軽食が出た。お水と紅茶とクロワッサンとサラダとフルーツ。カフェ的なおしゃれセット(とてもおいしかった)を食べてまた横になった。夫が迎えに来ると連絡が来たので、15時くらいにナースコールでいつ帰宅できるか聞いたら、着替えて内診室へとのこと。

術後やたら大きなおむつを履かされていたことに気づく。内診まで少し待って、内診では詰められていたガーゼを抜くのが痛かったくらいで、エコーでは削り取った部分はここで…と確かにもう胎嚢が無くなってて、悲しかった。出血も少ないので良い状態ですとのこと。

 

その後の問診で、言われたこと。

  • 1週間後に診察
  • 湯船は診察後からオーケー
  • 抗生物質と鎮痛剤を処方
  • 生理2回きたら再度子作りオーケー
  • 1ヶ月は性交渉禁止
  • 生理2日目程度の出血は大丈夫
  • 大量出血、異常な腹痛や熱の場合はすぐ連絡

待合室で夫と合流。

お会計では処置代と保険請求用診断書代5400円入れて、25000円くらいだった。美味しい軽食代もきっちり取られていた…。

タクシーで帰宅した直後、16:30頃は元気だったが、夫と娘が保育園から帰宅する頃には妙に体がだるくなってきて、娘の世話を全て夫に託して服もそのままで寝た。

そして目が覚めたら、翌朝だった…。